画家一覧

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川端康成(かわばた やすなり)

1899年~1972年 大阪府出身 日本の小説家・文芸評論家

1913年 小説家を志望し文芸雑誌を読みあさり、新体詩・短歌・俳句・作文などを試みる。
1920年 東京帝国大学文学部英文科入学。
1924年 横光利一、片岡鉄兵らと『文芸時代』創刊、新感覚派と称せられる。
1926年 『伊豆の踊子』発表。最初の短編集『感情装飾』刊行。
1931年 『水晶幻想』発表。
1933年 『禽獣』発表。また、武田麟太郎・小林秀雄らと『文学界』創刊。
1935年 『夕景色の鏡』を皮切りに『雪国』の断続発表始まる。
1945年 久米正雄、中山義秀、高見順らと出版社鎌倉文庫を創設。
1949年 『千羽鶴』『山の音』の発表。
1953年 芸術院会員となる。
1954年 『みづうみ』発表。
1960年 『眠れる美女』発表。
1961年 『古都』発表。また、文化勲章を受章。
1963年 『片腕』発表。
1968年 ノーベル文学賞を受賞。
1972年 72歳で死去。

昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の頂点に立つ作家の一人である。
代表作は『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『抒情歌』『禽獣』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』等。
初期の小説や自伝的作品は、川端本人が登場人物や事柄等について、多少の脚色はあるものの純然たる創作物というより実体験を元にした作品だと随想で記述している。
門下の三島由紀夫の割腹自殺等による強度の精神的動揺から、逗子マリーナの仕事場72歳でガス自殺をとげた。



若山 牧水(わかやまぼくすい)

1885年~1928年 宮崎県出身 歌人

1904年 早稲田大学文学科に入学。
1908年 早稲田大学英文学科卒業。処女歌集『海の声』出版。
1909年 中央新聞社に入社。5ヶ月後に退社。尾上柴舟に入門。
1911年 創作社を興し、詩歌雑誌「創作」を主宰する。
1912年 友人であった石川啄木の臨終に立ち合う。
1926年 詩歌総合雑誌『詩歌時代』を創刊。
1928年 43歳で死去。

戦前日本の歌人で。本名は繁。
早稲田大学時代は同級生の北原射水、中林蘇水と親交を厚くし、「早稲田の三水」と呼ばれた。
牧水の死後には、詩歌雑誌「創作」は歌人であった妻・喜志子により受け継がれた。
長男・旅人も歌人となり、沼津市立若山牧水記念館の第2代館長を勤めた。
短歌の弟子としては、長谷川銀作・大橋松平・黒田忠次郎・大悟法利雄・山下秀之助等がいる。



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